渡辺恒雄
「日本の首相の靖国神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである」 今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。・・・もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。

膳所狒々新報

寒々冷え冷えとしたニュースコメントブログ:旧名「冷凍力の膳所狒々日記3」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

資料 尖閣 アンディチャン論説

尖閣諸島が日本の領土であることは国際法上で明らかである。
                   アンディチャン(在米)

(主旨)日本政府が諸関係国に領海侵入を厳禁すると通達すべきである。日本は
主権を持っていながら自国領土の保護を明言しない。姑息な態度が相手に横暴な
態度をとらせる結果となるのだ。

 ▼姑息な政府の尖閣問題対応

尖閣諸島でまた事件が発生した。私は尖閣諸島の領有権について前にも何度も書
いてきたが、政府が領有権問題で姑息な態度を取るから事件が二度三度と起きる
のである。
尖閣諸島が日本の領土であることは国際法上で明らかである。
自国の領海内に侵入してきた船舶は拿捕、追放、撃沈しても構わないはずだ。こ
のような事件が再び発生しないようにするには、日本政府が諸関係国に領海侵入
を厳禁すると通達すべきである。
台湾人の9割が尖閣諸島は台湾の領土と思っている。間違ったメディアの宣伝もあ
るが、狡猾な中国人のやり口で、勝手な主張を繰り返していれば何らかの利得が
あると人民に思い込ませ、間違った愛国心を煽るからだ。

台湾政府が意図的に中国を後ろ盾にして尖閣問題を複雑にしているが、違法侵入
で損害を蒙るのは自業自得であることを明確に知らしめるべきだ。台湾政府は国
民を保護する義務がある。今後の行動を慎むよう、日本の外交部が台湾政府に通
達するのが外交部の使命といえる。

 ▼国際法上から見た尖閣諸島の帰属

尖閣諸島の帰属について簡単に書くと、尖閣諸島の帰属について歴史的に以下の
ような発展があった。
1.1945年以前の古い尖閣諸島の帰属については既に明らかな記述がある。
2.尖閣諸島の帰属はカイロ公報に入っていない。ポツダム宣言にも記入がない
。筆者が前に書いたように、カイロ会議で討議されたというエピソードはある。
3.サンフランシスコ条約で日本は台湾澎湖の権原を「放棄」したが、尖閣諸島
について権限を放棄した記述はない。
4.1953年12月25日、琉球諸島を占領していた米軍占領当局は「民政府広告大27
号(Civil Administration Proclamation No.27)」で尖閣諸島を琉球の統治範
囲に記述した。
5.このため1972年の沖縄返還で米国政府が沖縄諸島を日本政府に返還した際に
、尖閣諸島は沖縄領土の範囲内に明記した。
6.尖閣諸島の領有権について蒋介石政権が台湾の古い史料を使って領有権を主
張しだしたのは、1969年ごろ、この地域に海底石油があるのがわかってからであ
る。
7.1970年9月9日に日米間で沖縄返還の協議が行われ、台湾では始めて尖閣諸島
の抗議運動、いわゆる「保釣運動」が起きた。いまでも台湾人や蒋系中国人の殆
どが尖閣諸島は台湾の領土であると信じて疑わない。しかし沖縄領に反対する法
的証拠はない。
8.「保釣運動」でアメリカのボストンに留学していた国民党のスパイ、馬英九
が「保釣論文」を書いたので、これが馬英九の栄達の原因となった。
9.中華民国の歴代総統のうち、李登輝総統は尖閣諸島が日本の領土であると認
めていた。陳水扁総統は領土問題を棚上げして漁業権の討論を日本政府と交渉し
ていた。そして馬英九のなると再び国民を使って尖閣問題を起したと思われる。

▼台湾の海事法について

台湾(中華民国)の遊漁船は「娯楽漁業管理法」で漁業、観光の航海範囲を制限さ
れており、台湾本島、及び所属の小島などの周辺十二海里以内のみで観光船の操
業を許可されている。遠洋漁業はこの法律に制限されていない。
つまりこのたびの事件で、遠く離れた尖閣諸島まで遊漁船が航行して日本の領海
内に入り込んだ事件は、船長が何者かに唆されて尖閣諸島領海に入り込んだ可能
性も排除できない。
但し、今回のような明文化された漁業管理法に違反する操作を行った場合、事故
が起きれば保険金は貰えない。台湾当局が繰り返し日本側に謝罪と賠償を要求す
る理由もここにあるのではないか。

 ▼漁夫の利を占める中国の外交政策

中国は尖閣沖で漁船衝突が発生したあと、すぐに尖閣諸島の領有権の声明と日本
政府に対する抗議を発表した。つまり台湾の漁船が起した問題でもあたかも「自
国の国民が損害を蒙った」かのように見せかけ、尖閣諸島の領土権を主張してい
るのである。
今回の事件を起した漁船の行動には、中国が後ろ盾となっていた可能性も見逃せ
ない。事件が起きて日本と台湾当局が交渉に入れば最も有利になるのが中国当局
である。中国の尖閣諸島の領土に対する主張はすべて「台湾は中国の領土、尖閣
は台湾の領土だから中国の領土」という三段跳び論法しか持っていないからであ
る。
 中国は既に尖閣諸島付近で石油の掘削と採油を始めているので、最近になって
中国接近を開始した馬英九政権を使って領海内で問題を起せば日本と中国の石油
採掘交渉で有利な立場を取れると踏んでいるのだ。

▼中華民国は尖閣諸島が日本領と承認していた

尖閣の領有権を巡っていろいろな歴史関係、国際法関係などの議論がなされてい
るが、尖閣諸島の領有権が日本にあることは中華民国政府が古い昔から承認して
いたという一級史料がある。
史料は1996年9月23日の産経新聞に報道された、「大正8年(1919年)尖閣列島に漂
着した中国福建省の31名の漁民を救助した石垣島漁民に対し、中華民国駐長崎領
事・馮冕が感謝状を贈呈した」という記事に詳しく書いてある。
この記事で注目されるのは、中国人が尖閣沖で遭難し、石垣島の漁民に救助され
たのち、中華民国政府の長崎領事が大正9年(1920年)に贈呈した感謝状に「日本
帝国八重山郡尖閣列島」と明記してあることだ。報道によると、感謝状は当時の
豊川石垣村長・・豊川善佐(善次)、助役・玉代勢孫伴、通訳・松葉ロブナストな
ど4名に贈呈されたと報道してあったが、その後すぐ5名に感謝状が贈呈されたこ
とがわかった。
第5の感謝状は、西表島の「波の上炭鉱(林本源経営)」に勤務していた廖徳聡氏
に贈呈したものである。
廖徳聡氏は私の尊敬する先輩、廖継思氏のご父君で、感謝状の文面には 「日本帝
国八重山郡石垣村廖徳聡君熱心救護得生還故国・・・・」と書いてあり、石垣村
の助役、玉代勢氏への感謝状と同じ文面であるが、宛名の所は各々の名前が書か
れ、「玉代勢君熱心救護・・・」となっている。廖継思さんは現在85歳、台北市
に住んでいる。

廖継思さんから送ってきた史料のうち、廖徳聡氏の個人履歴書には「大正9年5月20
日、福建省恵安県漁民、鄭合順等31人漂着シタルヲ救助セシヲ以テ、新中華民国
駐長崎領事馮冕ヨリ感謝状ヲ受ク」と書いた記述がある。これは産経新聞、石垣
島の八重山毎日新聞の記述よりも少し詳しい。

▼尖閣諸島で事件の再発を防ぐには

尖閣諸島の領有権を巡って台湾や中国が勝手な主張を始めたのは69年ごろ海底石
油の開発が可能になった時期からである。筆者は当時アメリカの石油探鉱会社の
勤めていたので、台湾に派遣されてこの地区の開発や主張についていろいろ見聞
したこともあった。
 台湾側、中国側の主張には法的根拠がない。
日本の主張には沖縄返還の際に返還した領土範囲を明文化して記述してある。つ
まり国際法上の領有権は沖縄に所属している領土である。
 たとえ領土問題が未解決だとしても、北方領土で日本の漁船がロシアに拿捕さ
れれば船は没収され、船長は逮捕される。日本の領土内に侵入した漁船が沈没し
ても賠償する必要があるのか、甚だ疑問に思う。
日本政府は尖閣諸島の権限について、領海内に侵入した漁船は拿捕することを明
確に関連諸国に通達し、このような事件が以後起こらないようにすべきである。
 中国は台湾の権限をもっていないし、尖閣については論外だが、理由もなく勝
手に主張を繰り返している。日本は主権を持っていながら自国領土の保護を明言
しない。姑息な態度が相手に横暴な態度をとらせる結果となるのだ。
 中国や中華民国は国民の安全を保護するような国ではない。
逆に国民を教唆して事件を起させ、結果として「労民傷財」を招く。日本政府が
如何なる領海への侵入も許さぬと声明を出すのが将来のトラブルを防止する最良
策で、これによって両国間の摩擦をなくし、国際友好を継続させるものと確信す
る。
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成20年(2008年)6月23日(月曜日)
通巻第2228号
スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿
















top

この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://freezingpower.blog11.fc2.com/tb.php/671-69f3a37f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
top
profile

冷凍力

  • Author:冷凍力
  • ニュース・コメント・ブログ「膳所狒々新報」主筆。
    立ち位置は外交安保教育刑事分野で右、社会経済分野で左。
    一応貴族で爵位は猴爵およびシーランド公国男爵。
    膳所の某所山奥に在住の好色酒好き秘湯ヲタの絶倫狒々(冷凍力)が戯言を宣います。キーワードは是々非々(部分否定・部分肯定/全否定・全肯定)。
    別荘は西九州。
    最近のマイ・ブーム・・・リョーユーパンのマンハッタン、湖池屋のカラムーチョ・スティック、キリンのストロング・セブン、Wエンジン、COWCOW、鈴木Q太郎(ハイキング・ウォーキング)のヤマタイコク(ヒミコサマ)、神戸蘭子、寺田ちひろ、佐々木希、新妻聖子、喜屋武ちあき、浜田翔子、中村静香、杉原杏璃・・・等々。


hot topic
comment
trackback
category
calendarchive

07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

notice



200712~200803および200812~200908中は超多忙につき新規アップを休んでます。後にこの時域も資料室ゾーンになるかもしれません。

この前間違って過去のトラック・バックをいくつか消してしまいました。送ってくれた方々様申し訳ございませんでしたm(__)m。

本ブログの200609~200707の間は資料室ゾーンとなっております。現実の日付に関係なくほとんどの資料(本来的には自分用)をこの辺の時域に適当に振り分けてあります。他の時域にも散発的に資料オンリーのエントリーはあります。200609以前のエントリーは客観的資料と主観的感想がない交ぜで分野超越の普通の時事エントリーとなっております。
ブログランキングバナー

featuring

大高未貴

大高未貴の世界見聞録
http://www.miki-otaka.sakura.ne.jp/
ジャーナリスト・ルポライター・キャスター
歯に衣着せぬ鋭い発言と体当たりの行動力、さらに1994年度ミス日本国際親善の美貌。現在国内最強クラスの若手国際ジャーナリスト。ところで、サイトバナー早く作ってくれろつか自分で勝手に作成したw。結婚して☆。
「世界エトランゼ街道 魔都の封印を解け! 」新発売!


アニメ「めぐみ」ダウンロード

assertion

今や朝日新聞を筆頭とする内外反日ファシストたちが協同して捏造した今世紀最大規模の対日歴史偽造ということが明白になってきた。このような反日プロパガンダを断じて許しておくわけにはいかない。
日本に”思想警察”を誕生させてはならない。この法案はそうなる可能性を秘めている戦後最悪の危険な法案である。
敵性傾向の濃厚な国内最大規模の一部外国人集団に国家統治権の一部たる地方統治権=外国人参政権を付与するという日本開闢以来最悪の愚挙を断じて許してはならない。これは正真正銘真正の売国行為であり、100%違憲行為である(某傍論のごときアタマノイカレタトンチキ理論は完全除外)。

特亜政府地方参政権保持特別永住者地方政府日本政府

search

link
mail

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSfeed
show all articles
QRcode

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。