渡辺恒雄
「日本の首相の靖国神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである」 今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。・・・もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。

膳所狒々新報

寒々冷え冷えとしたニュースコメントブログ:旧名「冷凍力の膳所狒々日記3」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

宮中祭祀廃止論という名の天皇家廃絶策動

【正論】八木秀次 宮中祭祀廃止論に反駁する
配信元:
06/05 06:32更新
記事本文≪原武史教授の提言≫

 目の前の些事(さじ)に目を奪われ勝ちだが、わが国の根幹にかかわる危機は確実に進行している。皇室の危機のことだ。

 皇室を巡る危機は大きく2つある。1つは言うまでもなく、皇位継承問題だ。幸いにして秋篠宮家に悠仁親王殿下が誕生して男系・女系を巡る皇室典範改定の危機はひとまず去った。だが、悠仁親王殿下が皇位を継承される頃にはすべての宮家が消滅する。旧宮家の皇籍復帰など皇族の数を増やす措置が必要だろう。

 2つ目の危機はいっそう深刻だ。最近、皇太子妃殿下のご病気の原因として宮中祭祀(さいし)に違和感を持たれていることが指摘され、そこから宮中祭祀の大幅な簡略化ないし廃止が唱えられるようになった。宮内庁も天皇・皇后両陛下の健康問題を理由に、少なくとも簡略化の方向にもっていきたい意向だ。

 宮中祭祀廃止論の主唱者である原武史・明治学院大学教授は今の皇太子殿下・妃殿下が天皇・皇后になられる時代には、お堀の外からは見えない宮中祭祀より、もっとダイレクトに、例えばネットカフェ難民(低所得のため住居がなくインターネットカフェで寝泊まりしている若者)やプレカリアート(就労の不安定な労働者を意味する造語)などを皇居に招いて食事を振る舞うなどの「救済」をしてはどうかと提案する(『現代』5月号)。

≪創られた伝統ではない≫

 しかし、宮中祭祀は皇室の存在理由そのものだ。天皇はその始まり以来、一貫して「国平らかに民安かれ」と祈る祭祀王であり、祭祀をしない天皇など語義矛盾でもある。『日本書紀』には皇祖神・天照大神が祭祀を行う記述が散見されるし、初代・神武天皇も「天神地祇を敬ひ祭る」存在として記述されている。欽明天皇の時代に仏教を導入することの是非が議論された際にも天皇の役割を「恒に天地社稷の百八十神を以て、春夏秋冬、祭拝りたまふことを事とす」との記述が見える。

 今日の体系的な祭祀の基礎が完成したのは、「延喜式」(927年)であり、律令時代には祈年祭、月次祭、新嘗祭が重視された。歴代天皇の祭祀に対する基本姿勢は第84代・順徳天皇の『禁秘抄』にある「凡そ禁中の作法、神事を先にし、他事を後にす」との言葉に尽きている。宮中の作法はまず神事すなわち祭祀があり、その他のことは後回しということだ。

 原氏は今日の宮中祭祀は「祭祀を『国体』の根幹と見なす後期水戸学の影響」であり、明治になって確立したものだと主張する(『昭和天皇』岩波新書)。「創られた伝統」であるがゆえに廃止も可能だということだ。この論は意外にも浸透しつつあるが、以上に見た通り、宮中祭祀は何も明治になって「創られた」ものではない。応仁の乱以降は中絶した儀式もあったが、第119代・光格天皇の御代や明治になって再興され、また新たな祭祀が創出され、明治41年の皇室祭祀令で法的な整備がされた。戦後は皇室の「私事」とされたが、基本的にはこれを引き継いだものだ。

 昭和天皇、今上天皇はことのほか宮中祭祀にご熱心であり、原氏はそこに違和感を覚えているようだが、それは皇祖皇宗のご姿勢そのままに「祈る」存在としての天皇のお務めに忠実であるということに他ならない。

≪新種の天皇制廃絶論≫

 宮中祭祀の簡略化ないし廃止が唱えられるようになったのは今が初めてではない。既に昭和40年代の初めあたりから、入江相政侍従(後の侍従長)を中心に動きがあり、入江は昭和天皇の高齢を理由に新嘗祭の廃止や元旦の四方拝の簡略化などを画策し、一部は実現させている。その背景には入江自身の思想とともに、「無神論者」を自称した富田朝彦宮内庁次長(後の長官)の就任や政教分離をテーマにした津地鎮祭訴訟に過度に反応して皇室から宗教色を排除しようとした宮内庁官僚の動きが指摘されている(メールマガジン「斎藤吉久の『誤解だらけの天皇・皇室』」)。なお、今上天皇が宮中祭祀にご熱心なのは、入江らの動きへの反発であり、簡略化された祭祀を再興しようとのご意志の反映とも考えられる。

 最近の簡略化ないし廃止の動きが過去のこのような動きとどのように関係するのかは定かではないが、日本の伝統に違和感を覚える一部の外務官僚が宮内庁に影響力を拡大していることと無関係とは思えない。また、原氏の背景も気になるところだ。

 繰り返すが、宮中祭祀は皇室の存在理由そのものだ。皇室から「祈り」を奪う動きは、本人の意識はともかく、新種の天皇制廃絶論と断ずる他はなかろう。

 (やぎ ひでつぐ=高崎経済大学教授)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/150499

スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿
















top

この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://freezingpower.blog11.fc2.com/tb.php/627-6f1034e3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
top
profile

冷凍力

  • Author:冷凍力
  • ニュース・コメント・ブログ「膳所狒々新報」主筆。
    立ち位置は外交安保教育刑事分野で右、社会経済分野で左。
    一応貴族で爵位は猴爵およびシーランド公国男爵。
    膳所の某所山奥に在住の好色酒好き秘湯ヲタの絶倫狒々(冷凍力)が戯言を宣います。キーワードは是々非々(部分否定・部分肯定/全否定・全肯定)。
    別荘は西九州。
    最近のマイ・ブーム・・・リョーユーパンのマンハッタン、湖池屋のカラムーチョ・スティック、キリンのストロング・セブン、Wエンジン、COWCOW、鈴木Q太郎(ハイキング・ウォーキング)のヤマタイコク(ヒミコサマ)、神戸蘭子、寺田ちひろ、佐々木希、新妻聖子、喜屋武ちあき、浜田翔子、中村静香、杉原杏璃・・・等々。


hot topic
comment
trackback
category
calendarchive

04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

notice



200712~200803および200812~200908中は超多忙につき新規アップを休んでます。後にこの時域も資料室ゾーンになるかもしれません。

この前間違って過去のトラック・バックをいくつか消してしまいました。送ってくれた方々様申し訳ございませんでしたm(__)m。

本ブログの200609~200707の間は資料室ゾーンとなっております。現実の日付に関係なくほとんどの資料(本来的には自分用)をこの辺の時域に適当に振り分けてあります。他の時域にも散発的に資料オンリーのエントリーはあります。200609以前のエントリーは客観的資料と主観的感想がない交ぜで分野超越の普通の時事エントリーとなっております。
ブログランキングバナー

featuring

大高未貴

大高未貴の世界見聞録
http://www.miki-otaka.sakura.ne.jp/
ジャーナリスト・ルポライター・キャスター
歯に衣着せぬ鋭い発言と体当たりの行動力、さらに1994年度ミス日本国際親善の美貌。現在国内最強クラスの若手国際ジャーナリスト。ところで、サイトバナー早く作ってくれろつか自分で勝手に作成したw。結婚して☆。
「世界エトランゼ街道 魔都の封印を解け! 」新発売!


アニメ「めぐみ」ダウンロード

assertion

今や朝日新聞を筆頭とする内外反日ファシストたちが協同して捏造した今世紀最大規模の対日歴史偽造ということが明白になってきた。このような反日プロパガンダを断じて許しておくわけにはいかない。
日本に”思想警察”を誕生させてはならない。この法案はそうなる可能性を秘めている戦後最悪の危険な法案である。
敵性傾向の濃厚な国内最大規模の一部外国人集団に国家統治権の一部たる地方統治権=外国人参政権を付与するという日本開闢以来最悪の愚挙を断じて許してはならない。これは正真正銘真正の売国行為であり、100%違憲行為である(某傍論のごときアタマノイカレタトンチキ理論は完全除外)。

特亜政府地方参政権保持特別永住者地方政府日本政府

search

link
mail

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSfeed
show all articles
QRcode

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。