渡辺恒雄
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資料 日本国債格上げ 格付け会社ふたたび

日本国債格上げ、株先買いの動き:識者はこうみる

10月11日14時14分配信 ロイター

日本国債格上げ、株先買いの動き:識者はこうみる

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 10月11日、ムーディーズが日本国債の格付けを引き上げたことを受け、市場では株先買い/債先売りの動きも。写真は都内で7月撮影(2007年 ロイター/Toru Hanai)
 [東京 11日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本政府の円建て国内債券(日本国債)の格付けをA2からA1に引き上げたことを受けて、海外勢から株式先物に仕掛け的な買いが入り、日経平均は250円超上げている。株先買い/債先売りの動きも指摘されており、円債先物は下落に転じた。
 以下が市場関係者の見方。
 ==株式==
 <ベアー・スターンズ証券 マネージングダイレクター 倉持宏朗氏>
 為替市場が反応を示していないことに意外感はあるが、株式市場にとってひとまずポジティブなニュースであり、銀行などの金融株中心に買いが入ったほか、株式先物買い/債券先物売りの動きも出ている。
 ただ、国債格上げによって国内政局や経済に具体的な変化が出るわけではない。株価の本格上昇は来週以降の日米の企業決算を見極めてからだろう。
 <大和住銀投信投資顧問 株式運用部チーフストラテジスト 門司総一郎氏>
 日経平均が後場に入って急上昇しているきっかけは、ムーディーズの国債格上げと言ってほぼ間違いないだろう。ただ、香港ハンセン指数<. HSI>が最高値を更新するなどアジア株が堅調で、これも日本株をけん引している部分もあり、厳密には格上げだけが要因とは言えない。
 格上げで考えられるメリットは、金利が下がり資金を調達しやすくなるという点だが、一方で円高に振れるリスクもある。
 また、ムーディーズは格上げの理由として、福田政権下での財政再建方針継続への期待を反映したとしているが、同政権はどちらかというと「ばらまき財政」となるリスクの方が高いので、この説明には腑に落ちないところがある。
 ==債券・クレジット==
 <大和総研 債券ストラテジスト 奥原健夫氏>
 日本の財政そのものが急激によくなっているとは言えないが、景気自体はかなり長い間拡大を続け安定してきている。これまでペナルティ的な格下げをしていたということを考慮すると、今回の格上げのタイミングはむしろ遅すぎたと言えよう。
 新政権になりある程度、増税を視野に入れた税制議論ができる環境を構築しつつある、という点が前進と評価されたのだろう。ただ、実際に増税に手を付けられるかどうかは別問題。衆議院選挙を控えているが、経験則からすると、税金に手を付けた後に選挙に臨むと勝ったことがなく、本当に増税ができるかどうかはさらに先の話だ。
 こうした状況は、これまでは日銀の政策金利の引き上げが難しいという要因として作用していたが、今回の場合、格上げの影響は中立。実際に税制に手を付けるのは先であるうえ、税制議論ができないということは、当面日銀のサポートが必要という要因で考えられているので、日銀に圧力がかかることはないだろう。
 日本国債の格上げはある程度想定されていたので、市場もそれなりに織り込んでいたのではないか。足元の債券市場に直接的な影響はないだろう。ただ、信用力が増すので海外勢の買い意欲は強まりやすくなる。短期的な反応はなくても、中長期的には円債の買い材料となってくるだろう。一方、朝方に発表された機械受注をみてもわかるように、足元の景況感が鈍化しているので、売り材料にはなりにくい。
 <新光証券 債券営業部投資情報室 クレジットアナリスト 金子良介氏>
 ムーディーズの日本国債格上げは、景気が回復基調を継続していることから自然の流れだ。債券市場に大きな変化をもたらすことは考えにくく、金利への影響も限られるとみている。
 金利、ファンダメンタルズの安定的な見方が継続する可能性が高く、一般債のスプレッドは当面、横ばいからタイト化の方向が見込まれる。
 ==為替==
 <みずほ総研調査本部 シニアエコノミスト 吉田健一郎氏>
 日本経済にとってはポジティブなニュースだ。格上げは、日本経済がポジティブな評価を受けたので、どちらかといえば長期的に円買い材料となるだろう。年末までのドル/円のレンジは、114.50円―119.50円とみているが、きょうの格上げがどの程度貢献するかは判断しにくい。プライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を含め、福田康夫首相は所信表明演説で、小泉政権、安倍政権と続いた構造改革路線を基本的に継続することを表明しているので、財政再建方針の継続が期待され、格上げされても驚きはない。実際、格上げ発表後の外為市場の値動きは限定的だった。最近はこうした格付けの発表は、市場にあまり効き目がなくなっている。

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最終更新:10月11日14時14分
ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071011-00000935-reu-bus_all
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  • ニュース・コメント・ブログ「膳所狒々新報」主筆。
    立ち位置は外交安保教育刑事分野で右、社会経済分野で左。
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    膳所の某所山奥に在住の好色酒好き秘湯ヲタの絶倫狒々(冷凍力)が戯言を宣います。キーワードは是々非々(部分否定・部分肯定/全否定・全肯定)。
    別荘は西九州。
    最近のマイ・ブーム・・・リョーユーパンのマンハッタン、湖池屋のカラムーチョ・スティック、キリンのストロング・セブン、Wエンジン、COWCOW、鈴木Q太郎(ハイキング・ウォーキング)のヤマタイコク(ヒミコサマ)、神戸蘭子、寺田ちひろ、佐々木希、新妻聖子、喜屋武ちあき、浜田翔子、中村静香、杉原杏璃・・・等々。


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