渡辺恒雄
「日本の首相の靖国神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである」 今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。・・・もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。

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資料 拉致 安倍 福田 閣議決定 国会答弁 重み

安倍前首相の遺産・政府の拉致対応について
2007/10/05 13:10

 今朝の日経新聞の1面に「拉致問題 『福田首相の出方注視』 金総書記、南北会談で言及」という見出しの記事が載っていました。韓国の盧武鉉大統領が南北首脳会談で日本人拉致問題を提起したところ、金正日総書記は「福田康夫首相が新しく就任したから、その方がこれからどうするかを見守る」と述べたという内容です。ふむふむ。

 現在のところ、この記事が正しいのかどうかウラはとれていませんが、外務省幹部は今朝、「聞いていないが、(金総書記は)いかにもそういうことを言いそうだ」と語っています。まあ、そりゃそうだろうなあという話ではありますね。対北朝鮮の強硬派だった安倍前首相と異なり、福田氏は一貫して融和派として通ってきましたから、北朝鮮が福田氏の対応について、一定の期待を持ちつつ注視するのは当然でしょう。

 ただ、日本政府は今のところ、対北経済制裁も継続する方針ですし、少なくとも表立っては北朝鮮が喜ぶようなことはしていません。福田氏自身も、本心がどうかはともかく、今のところ基本的に安倍内閣の政策・方向性を引き継ぐとの姿勢を取っていますね。

 さて、ここからが本題なのですが、ではどうして福田氏は安倍路線を否定できないのか、です。そりゃ、福田内閣は安倍改造内閣の居抜き状態ですし、行政の継続性を考えれば突然、前内閣と正反対のことができるはずがありません。何より、いきなり北朝鮮に優しい猫なで声で接すれば、国民からさすがにそれはおかしくないか、という声も上がるでしょう。ですから、先のことは分からないにしても、現時点で福田氏が動きを見せないのも当然ではあります。

 もちろん、上のような事情はあるにしろ、昨夜、話をする(ビールを飲む)機会があった東京基督教大の西岡力教授によると、これは何より安倍前首相の拉致問題への取り組みが大きいのだそうです。以下、西岡氏の説明をもとにその理由を記してみます。

 安倍内閣は発足3日後の昨年9月29日、拉致問題対策本部の設置を閣議決定しました。これは、首相が本部長、拉致問題対策担当相(官房長官)が副本部長になり、すべての閣僚が参加する組織で、「首相の下、すべての省庁がこの問題に向き合っていくという体制をつくった」(安倍氏)という性格のものです。

 ここで重要なのが、拉致問題対策本部の設置が閣議決定であるということです。閣議決定されたということは、これを廃止するためには、再び閣議決定をしなければなりませんし、それには国民が納得する理由が必要となります。安倍氏は首相時代、閣議決定された日本政府の公式声明である「村山談話」という負の遺産を否定できず、苦しみました。安倍氏は村山談話を踏襲するかわりに、外交の場で引用せず、政府答弁書などでこの談話をできるだけ無意味化しようと努めたのですが…。それはさておき、今度は対策本部を閣議決定することで、後の政権が引き継ぐべき遺産として残したわけです。

 そして拉致対策本部は昨年10月16日には、「北朝鮮に対し、全ての拉致被害者の安全を確保し、直ちに帰国させるよう引き続き求めていく」「現行法制度の下での厳格な法執行を引き続き実施していく」など6項目の基本方針を決定しています。これまた、取り消すには相応の理由付けと国民への説明が必要でしょう。

 さらに、安倍氏は国会で、「何を持って拉致問題の解決というのか」という質問に繰り返し、「拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ません。政府としては、拉致被害者が全員生存しているという前提に立って、すべての拉致被害者の生還を強く求めてまいります」と衆参の本会議などで繰り返し答弁しています。一国の首相が何度も正式に答弁した言葉は重いのです。同じ自民党政権で、首相が替わったからと言って簡単に方針転換できることではありません。

 安倍氏は最近、周囲に「中山恭子さんが拉致問題担当の首相補佐官として残ったのは良かった」と話しているそうですが、安倍氏が官房副長官時代に「私よりも家族会寄りだ」と語った中山氏の存在も大きいですね。中山氏は内閣官房参与だった小泉政権時代、小泉元首相が対北融和派の代表である山崎拓氏を首相補佐官に据えた際には、参与を辞任しました。今後も、もし福田首相が中山氏からみて「おかしい」と思う方向へ舵を切ろうとしたら、やはり辞任することも想定されます。

 拉致被害者家族たちは、平成14年の小泉元首相初訪朝後に、外務省飯倉公館で冷淡な態度で、北朝鮮側が伝えたままに拉致被害者の「死亡」を宣告した福田氏のことを忘れてはいません。それでも、いま現在は福田氏への思いは思いとして胸に秘めつつも、公式には「福田首相の取り組みに期待している」などと語っています。ただ、これも今後の福田氏の言動次第では、福田批判の急先鋒に回る可能性は高いでしょうし、そのことは福田氏自身も意識しているはずです。

 現在、国民の拉致問題への関心は一時期よりかなり薄れてはいますが、何かをきっかけに、国民の怒りに再び火がつくことだってありえるでしょう。私は、五年前の9月17日、家族会の記者会見を見ながら涙が止まらず、憤りで胸が痛くなったことを決して忘れられません。

 政治家にも外務官僚にも、拉致問題よりも北の核の方がずっと大事だという人は少なくありません。日本にとってはどちらも大事なはずですが、拉致問題で何とか早く妥協はできないかと動いている人はけっこう多いでしょう。何かというと、すぐ訪朝したがる山崎拓氏のように。でも、日本政府は安倍氏が首相時代につくった「縛り」を受けているというわけです。

 もちろん、油断をしているわけではありません。今は安倍路線を踏み外せずにいる福田内閣も、今後は国際情勢の変化などを理由に、どんな対応をとろうとするかは分からないので、注視していかなければならないことには変わりはありませんが。西岡氏からは、このほかいろいろな話を聞いたのですが、長くなったのでまた機会を改めて報告できることはしたいと思います。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/327240/
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  • ニュース・コメント・ブログ「膳所狒々新報」主筆。
    立ち位置は外交安保教育刑事分野で右、社会経済分野で左。
    一応貴族で爵位は猴爵およびシーランド公国男爵。
    膳所の某所山奥に在住の好色酒好き秘湯ヲタの絶倫狒々(冷凍力)が戯言を宣います。キーワードは是々非々(部分否定・部分肯定/全否定・全肯定)。
    別荘は西九州。
    最近のマイ・ブーム・・・リョーユーパンのマンハッタン、湖池屋のカラムーチョ・スティック、キリンのストロング・セブン、Wエンジン、COWCOW、鈴木Q太郎(ハイキング・ウォーキング)のヤマタイコク(ヒミコサマ)、神戸蘭子、寺田ちひろ、佐々木希、新妻聖子、喜屋武ちあき、浜田翔子、中村静香、杉原杏璃・・・等々。


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