渡辺恒雄
「日本の首相の靖国神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである」 今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。・・・もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。

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資料 国連幻想 明石康 旧ユーゴ

小沢一郎氏の信奉する国連は大虐殺を座視した――明石康氏の光と影
2007/10/03 07:01


民主党代表の小沢一郎氏の主張は、日本が対外的な安全保障関連の行動にかかわる際には、まず国連の判断や規範に従えということでしょう。
小沢氏のこの思考の土台には、アメリカよりも、NATOよりも、有志連合よりも、多国籍連合よりも、国連自体こそ、その判断や行動が正しいのだ、という思いこみがあるようです。
ではその国連は戦争や紛争の阻止、虐殺や弾圧の防止にどれほどの実績をあげてきたでしょうか。その軌跡は信じられないほどの無力、その結果としての虐殺や弾圧の側への加担という事例ばかりなのです。ビルマでの軍事政権による殺戮と流血の弾圧に対し、中国の反対で「非難」さえもできなかったことは、その実例の一つです。

そうした国連の無力さの事例、そして無力であることで、結果として邪悪を放置し、座視し、黙認してきた事例を紹介しましょう。

小沢さん、これでも国連信奉ですか、というところです。

まずは国連の部隊が駐留しながら、大虐殺を座視する結果となったボスニア紛争のケースです。ここにはわが日本の明石康氏が関与しています。



 「ヤスシ・アカシという人物は災禍だった。国連の歴史にも特筆される大災禍だった。アカシのためにボスニアでの平和維持活動(PKO)は歴史上でも最も効率の悪い軍事行動となってしまったのだ」

 ジーン・カークパトリック氏は「アカシ」という名を口にするとき、とくに力をこめ、表情を険しくしました。カークパトリック氏は1980年代にレーガン政権の女性国連大使として活躍し、現在のブッシュ政権からも国連人権委員会のアメリカ首席代表に任じられた高名な国際政治学者です。

 カークパトリック氏はワシントンの大手シンクタンクのAEIが2003年6月中旬に催した集いで国連の平和維持活動について講演し、過去の失敗の最大例としてボスニア紛争への1994年からの国連の介入をあげ、その介入の責任者の明石康氏を糾弾したのです。私(古森)はその糾弾の一部始終に耳を傾ける機会を得ました。

 明石氏といえば、日本ではまさにミスター国連として名声の高い人物です。1992年のカンボジア和平での国連代表としての実績は国際的にも広く認められました。1994年には旧ユーゴスラビア国連特別代表としてボスニア・ヘルツェゴビナに送られました。ボスニアでは文官ながら国連防護軍の最高権限を与えられました。

 ボスニア地域では軍事的に優位なセルビア人勢力がイスラム系のボスニア人住民に攻撃を続けていました。1995年7月には国連が安全だとみなしたスレブレニツァ地区に集まったイスラム系住民のうち成人、少年あわせて男性8千人もがセルビア側に虐殺されました。悪名高い「民族浄化」でした。

 カークパトリック氏はこのときの国連の責任を8年が過ぎた2003年の時点でも、ピンで刺すようにはっきりと明石氏に帰するのでした。

私自身は明石氏は古くから面識もあり、氏の国連での業績の数々には大いなる敬意を感じてきました。だからアメリカ側のかつての国連大使から明石氏への糾弾を聞くというのは、ショックでした。

しかしカークパトリック女史は次のように語ったのです。

 「国連の指揮下に入った北大西洋条約機構(NATO)軍がイスラム系住民の虐殺を図るセルビア勢力軍を空爆しようとしても、アカシの許可を得なければならなかった。だが彼は許可を出さないか、出しても5、6時間の空白を設けた末だったため、虐殺を阻めないことがほとんどだった。アカシは軍事作戦に関してはまったく未経験かつ無能力だった。スレブレニツァの大虐殺も近くにいたオランダ軍がその阻止のために必死でNATOの空爆を要請したのに、認められなかったのだ」

 明石氏としては国連平和維持活動の中立性や対話を重視しての判断だったのでしょう。しかも個人ではなく国連としての組織の対応だったはずです。しかしアメリカだけでなく欧州諸国のほとんどの関係者も、ボスニア紛争では明石氏を頂点とした国連組織の不適切な対応が「民族浄化」を広げ、平和維持には完全に失敗した、と総括するようなのです。

 とくにセルビア側の虐殺責任者が戦争犯罪裁判にかけられて当時の実情がわかればわかるほど、国連の「未必の故意」に近い無力ぶりが浮かんできました。
 明石氏に対してもカークパトリック氏とは政治的立場を異にする民主党リベラル派の国際政治学者ルース・ウェッジウッド氏までが「明石氏はカンボジアでは難民救済や民主的選挙実施にすばらしい成果をあげたが、セルビア軍のどのタンクを空爆して進撃を止めるべきか、というような軍事的判断にはまったく不向きだった」とミスキャストを強調するようになったのです。

 明石氏個人の言動を含めてのボスニアでの国連組織の軌跡、とくにスレブレニツァの大虐殺との因果関係はアメリカ人ジャーナリストのデービッド・ローデ氏が1997年に出した『エンドゲーム』という書にも実は詳しく記録されています。この本は、この大虐殺はもし明石氏や国連防護軍のフランス人のベルナール・ジャンビエール軍事司令官がNATOによる空爆をすぐ認めていれば、防げた、と断じているのです。

 いずれにしてもボスニア紛争での国連の平和維持活動はスレブレニツァの大虐殺により完全な失敗とみなされるにいたりました。欧米諸国全体でもこの種の戦争や紛争はやはり国連を主役にしては和平を実現できない、という悲しい総括を生むことともなったのです。

 とくにアメリカはこの大虐殺を冷戦後の国連平和維持活動での歴史的な失態とみて、ときのクリントン政権も国連への新たな姿勢を打ち出すようになりました。その後のボスニア紛争にはアメリカが主権国家として調停に乗り出し、和平協定を成立させ、米軍部隊2万人を独自に現地へ投入することとなったのです。

 こうした国連の歴史的な曲がり角で実は日本の代表が主役となっていたという事実はきわめて多様な示唆に富むといえましょう。
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/324563/
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  • ニュース・コメント・ブログ「膳所狒々新報」主筆。
    立ち位置は外交安保教育刑事分野で右、社会経済分野で左。
    一応貴族で爵位は猴爵およびシーランド公国男爵。
    膳所の某所山奥に在住の好色酒好き秘湯ヲタの絶倫狒々(冷凍力)が戯言を宣います。キーワードは是々非々(部分否定・部分肯定/全否定・全肯定)。
    別荘は西九州。
    最近のマイ・ブーム・・・リョーユーパンのマンハッタン、湖池屋のカラムーチョ・スティック、キリンのストロング・セブン、Wエンジン、COWCOW、鈴木Q太郎(ハイキング・ウォーキング)のヤマタイコク(ヒミコサマ)、神戸蘭子、寺田ちひろ、佐々木希、新妻聖子、喜屋武ちあき、浜田翔子、中村静香、杉原杏璃・・・等々。


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