渡辺恒雄
「日本の首相の靖国神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである」 今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。・・・もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。

膳所狒々新報

寒々冷え冷えとしたニュースコメントブログ:旧名「冷凍力の膳所狒々日記3」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

稲田朋美さんの正論すぎる靖国論

Yahoo!掲示板
ぼやきくっくり
Internet Zone::Movable TypeでBlog生活

南京事件裁判で有名な弁護士・代議士の稲田朋美さんの靖国論文が素晴らしい。ほんとに非の打ち所がない素晴らしい論文だから、そのテキスト起こしを保存版として全文引用する。その前に現在における日本国民の国家観・国防意識に関する世論調査を併せて載せておく。

稲田論文と世論とのギャップは日本の国防精神の危機を表す。真に危機的なのはこのような反国防的意識を有している者が単に統計調査の協力者内にとどまるのみならず、自民党のような最有力保守政党や有力財界人、有力マスコミの中枢幹部層にも浸透沈殿している事実であろう。靖国排撃はすなわち日本排撃を意味していることを覚り、そのような排撃運動に加担する者、わけても日本国民がそのような反国家運動に加担することは、蛇が知らずに自分の尻尾を噛んで自分の毒に苦しみながらグルグル回っているようなもので、自分と母国の自殺行為にほとんど等しいということを肝に銘じておくべきである。

そもそも靖国神社創建の発端は当時の欧米列強帝国主義諸国を代表とする外国勢力による侵略活動から、我が国を守護しその安全を維持するために、国防精神の牙城、霊魂の城として、まだ旧幕時代の日本国の母体内に胚胎しているときから、そのように宿命付けられ、近代日本を生み出す原動力(国際政治的国防的危機意識)を核として包み込んで明治新政府のもとに生れ落ちてきた。原点忘るべからずである。

2005年9月15日23時51分 読売新聞(リンク切れ)
日本国民であること「誇り」9割…読売世論調査

 日本国民であることを「誇り」に思う人が9割近くに達する反面、政府がいざという時、「国民や領土を守っていけるのか」と危惧(きぐ)する人が半数に上ることが、「国家観」に関する読売新聞社の全国世論調査(面接方式)で明らかになった。
 戦後60年の節目を迎え、国のあり方が改めて問われる中、国家戦略のなさや、日本外交の頼りなさを嘆く人も7割強を占めた。
 調査は、8月6、7の両日実施。「日本国民であることを誇りに思う」かどうかを聞いたところ、「非常に」47%、「多少は」41%を合わせて、計88%が「誇りに思う」と答えた。
 「ぜひとも国の役に立ちたい」と考える人は68%で、同種の質問を実施した1986年、94年の両調査(各59%)より増え、過去最高となった。
 しかし、日本が将来、「国民の生命・財産や領土を守っていけると思うか」では、「守っていける」41%に対し、「そうは思わない」が50%で上回り、日本の先行きへの不安がくっきりと表れた。
 国際社会での日本の地位についても、日本は「国力などに見合った地位や尊敬を得ていない」と不満を感じる人が65%に上った。また、戦後60年間での日本のイメージでも、「他国の顔色をうかがっている国」が74%、「明確な長期目標や国家戦略に欠ける国」が71%に上るなど、厳しい見方が目立った。
 
一方、日本が他国に侵略された場合の対応については、「安全な場所へ逃げる」「武器以外の方法で抵抗する」が、ともに35%でトップ。「武器を持って抵抗する」は17%で、同じ質問をした80年調査(21%)、2002年調査(19%)を下回った。

【質問と回答】から

●あなたは、日本国民であることを誇りに思いますか、そうは思いませんか。
非常に誇りに思う 47.1%
多少は誇りに思う 40.6%
あまり誇りには思わない 9.4%
全く誇りには思わない 1.6%
答えない 1.3%

●自分と日本の国との関わりについて
そう思う そうは思わない
国民の1人として、ぜひとも国の役に立ちたい 67.6% 27.8%
自分は、国から利益や恩恵を受けた 47.4% 48.1%
自分は、国民としての義務をきちんと果たしている方だ 83.7% 13.5%
国全体のことより、個人の生活を優先させたい 62.7% 28.9%


●仮に、日本が他国に侵略されたとしたら、あなたはどうしますか。
武器を持って抵抗する 16.6%
武器以外の方法で抵抗する 34.6%
安全な場所へ逃げる 35.4%
降参する 8.0%


●国際社会の中で、日本が、国の力や、国民の文化的水準、他の国への貢献などに見合った地位や尊敬をえていると思いますか。
得ていると思う 27.8%
そうは思わない 65.0%

●戦後60年の間に、日本は、どんな国になったと思いますか。

【世界の中の日本について】
国際社会でしっかりと自立した国 23.0%
他国の顔色をうかがっている国 73.6%

【国民の利益について】
国の指導者が、国民全体の利益に配慮している国 20.2%
国の指導者が、自分たちの利益を優先しがちな国 72.9%

【国家戦略について】
明確な長期目標や国家戦略を持つ国 17.4%
明確な長期目標や国家戦略に欠ける国 71.4%

【調査方法】8月6、7日に全国の有権者3000人を対象に戸別訪問面接聴取法で。有効回収数1798人(回収率59.9%)。男性48%、女性52%。20代10%、30代14%、40代16%、50代22%、60代22%、70代以上16%
【正論】衆議院議員・弁護士 稲田朋美

首相の靖国参拝は安全保障問題

 ■本質見極め矮小化した議論排せ

 ≪侵略に屈せずの意思表明≫
 首相の靖国参拝について、その是非がしばしば論じられるが、何のためかという視点を欠いている。国の代表が、国難に殉じた人々に感謝と敬意の祈りを捧げなければならないことは今更議論するまでもない。重要なのは、この問題がわが国の安全保障、ひいては国としての存立にかかわる問題だという点である。
国益を論ずるのであれば、まず「国」でなければならない
 昔も今も国際紛争を最終的に解決する手段は、不幸なことではあるが物理力である。平和憲法を有するわが国についても例外ではない。もし仮に、他国がわが国に攻め入ってきたら、武力を行使して自国を防衛することは憲法第9条の下でも当然に許されている。
 この厳然たる事実を受け入れることが首相の靖国参拝を論ずる前提である。
国のために命を捧げた人々が感謝も敬意も払われず、まるで犬死にのように扱われ、または忘れ去られるようでは、一体誰が国のために血を流して戦うのかという問題なのである
 靖国参拝に反対する政治家、財界人はもっともらしい理屈をさまざま挙げてはいるが、要は、たとえ他国に攻め込まれても血を流してまで国を守る覚悟はないし、ともかく中国を刺激してはならないと主張しているに等しい。
 
小泉首相は就任以来、毎年欠かさず靖国神社に参拝してきた。これは総理個人の内心がどうであれ、他国の侵略に対してわが国は、血を流してでも守る覚悟であることを内外に表明することである。
 首相が靖国に参拝することの意味は「不戦の誓い」だけではない。「他国の侵略には屈しない」「祖国が危機に直面すれば後に続く」という意思の表明であり、日本が本当の意味での国であることの表明なのである。この点に触れずに、靖国問題を政教分離や対アジア外交の問題に矮小化することは、戦後体制の歪みそのものである


 ≪単純にすぎる戦争責任論≫
 首相の靖国参拝に関連して民主党の小沢代表は、自分たちが政権をとれば、いわゆるA級戦犯を霊璽(れいじ)簿から抹消するとの暴論を展開している。その小沢氏が党首討論で「占領政策」「戦後体制」による歪みを指摘するのは自己矛盾である。A級戦犯の正当性(正しくは不当性)の源である東京裁判は、まさしく「占領政策」「戦後体制」の中心であり、東京裁判史観の克服なしに戦後体制の歪みを是正することはできないからだ。
 いうまでもなく、東京裁判はポツダム宣言と近代法の大原則(罪刑法定主義)に違反した二重の意味での国際法違反である。その不当性は、たとえサンフランシスコ平和条約で「受諾」しても減殺されるものではない。当時の成人日本人の圧倒的多数が東京裁判の不当性を認識していたことは、日弁連が中心となって展開した戦犯釈放署名運動に4000万人の国民が署名したことからもうかがえる。
 だとすると、なぜ今さらこの不当きわまりない東京裁判で裁かれたA級戦犯について、同じ日本人がその戦争責任(人によれば敗戦責任)を糾弾し、墓を暴くようなまねをするのか。
A級戦犯がいたから日本が無謀な戦争に突入し、そして敗れたというような単純なものではない。無数の偶然と必然、そして歴史の大きな流れの中で日本は戦争に突入し、未曾有の敗戦という悲劇を迎えたのであって、その責任をA級戦犯だけに帰すことはできない。ましてうち7人は自らの命でその責任をとっているのである

 ≪本当の国になるかの問題≫
 A級戦犯の合祀と昭和天皇の参拝中止の間に因果関係がないことも、この際指摘しておく必要がある。
 昭和天皇が昭和50年11月21日を最後に参拝を中止されたのは、その年の8月15日に参拝した三木首相が「私的参拝」と奇妙な言い訳をしたことに始まる。
 「公的か私的か」の不毛な議論が沸き上がり、昭和天皇が参拝された前日の国会(参議院内閣委員会)で社会党の議員が昭和天皇の参拝の憲法問題を指摘し、激しいやりとりがなされたからである。
 A級戦犯を分祀すれば天皇陛下の御親拝が実現するなどというウソにだまされてはならない。このウソは、靖国神社が分祀できないことを知った上で、難きを強いて首相の靖国参拝を阻止したい勢力の戦略にすぎないのだ。
 
靖国問題の本質は歴史認識でも政教分離でもアジア外交でもない。日本が戦後体制のなかで今後も「国ごっこ」を続けるのか、それとも本当の「国」に生まれ変わるのかという問題であり、ここに議論の意味があるのである

2006/06/03, 産経新聞
スポンサーサイト

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿
















top

この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://freezingpower.blog11.fc2.com/tb.php/138-0d2d1c4d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
top
profile

冷凍力

  • Author:冷凍力
  • ニュース・コメント・ブログ「膳所狒々新報」主筆。
    立ち位置は外交安保教育刑事分野で右、社会経済分野で左。
    一応貴族で爵位は猴爵およびシーランド公国男爵。
    膳所の某所山奥に在住の好色酒好き秘湯ヲタの絶倫狒々(冷凍力)が戯言を宣います。キーワードは是々非々(部分否定・部分肯定/全否定・全肯定)。
    別荘は西九州。
    最近のマイ・ブーム・・・リョーユーパンのマンハッタン、湖池屋のカラムーチョ・スティック、キリンのストロング・セブン、Wエンジン、COWCOW、鈴木Q太郎(ハイキング・ウォーキング)のヤマタイコク(ヒミコサマ)、神戸蘭子、寺田ちひろ、佐々木希、新妻聖子、喜屋武ちあき、浜田翔子、中村静香、杉原杏璃・・・等々。


hot topic
comment
trackback
category
calendarchive

07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

notice



200712~200803および200812~200908中は超多忙につき新規アップを休んでます。後にこの時域も資料室ゾーンになるかもしれません。

この前間違って過去のトラック・バックをいくつか消してしまいました。送ってくれた方々様申し訳ございませんでしたm(__)m。

本ブログの200609~200707の間は資料室ゾーンとなっております。現実の日付に関係なくほとんどの資料(本来的には自分用)をこの辺の時域に適当に振り分けてあります。他の時域にも散発的に資料オンリーのエントリーはあります。200609以前のエントリーは客観的資料と主観的感想がない交ぜで分野超越の普通の時事エントリーとなっております。
ブログランキングバナー

featuring

大高未貴

大高未貴の世界見聞録
http://www.miki-otaka.sakura.ne.jp/
ジャーナリスト・ルポライター・キャスター
歯に衣着せぬ鋭い発言と体当たりの行動力、さらに1994年度ミス日本国際親善の美貌。現在国内最強クラスの若手国際ジャーナリスト。ところで、サイトバナー早く作ってくれろつか自分で勝手に作成したw。結婚して☆。
「世界エトランゼ街道 魔都の封印を解け! 」新発売!


アニメ「めぐみ」ダウンロード

assertion

今や朝日新聞を筆頭とする内外反日ファシストたちが協同して捏造した今世紀最大規模の対日歴史偽造ということが明白になってきた。このような反日プロパガンダを断じて許しておくわけにはいかない。
日本に”思想警察”を誕生させてはならない。この法案はそうなる可能性を秘めている戦後最悪の危険な法案である。
敵性傾向の濃厚な国内最大規模の一部外国人集団に国家統治権の一部たる地方統治権=外国人参政権を付与するという日本開闢以来最悪の愚挙を断じて許してはならない。これは正真正銘真正の売国行為であり、100%違憲行為である(某傍論のごときアタマノイカレタトンチキ理論は完全除外)。

特亜政府地方参政権保持特別永住者地方政府日本政府

search

link
mail

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSfeed
show all articles
QRcode

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。