渡辺恒雄
「日本の首相の靖国神社参拝は、私が絶対に我慢できないことである」 今後誰が首相となるかを問わず、いずれも靖国神社を参拝しないことを約束しなければならず、これは最も重要な原則である。・・・もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒す。

膳所狒々新報

寒々冷え冷えとしたニュースコメントブログ:旧名「冷凍力の膳所狒々日記3」

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立花隆を批判する

第57回 女性・女系天皇容認で議論呼ぶY染色体論とミトコンドリア(立花隆のメディアソシオ‐ポリティクス)

伝統保守主義に対するアンチとして”民主憲法~国民世論”をまず冒頭にもってくる。進歩的戦後民主主義者の面目躍如といった所だろうか。しかしながらというか、当然のごとくというか、その”国民世論”の批判的検証についてはご都合主義的に全然ない。

側室制度復活論に対するアンチとして生物的確率論をもってくるが、なぜか旧11宮家復活論についてはスルーする。こうした女系容認論者はまずはじめに国民的共感を呼びにくく実現も難しそうな側室制度論をもってきて叩こうとするが、まずはじめに議論すべきはより実現可能性が高い旧11宮家復活論の方であろう。それであるにもかかわらずそれをやらない姿勢にはある種の作為を感じる。”有識者会議”において、「仮に旧皇族が復帰したとしても、こういう状況では極めて不安定なものになる。また、皇籍復帰して皇位を継承することは、これまでの歴史の中で極めて異例であり、国民の理解も得られないと考えざるを得ない。」こうした残見でこの件をあっさり処理しようとする姿勢はきわめて異常である。いままでいったい何処のどの機関が誰が本気でこの案について、国民各層に真摯に説明し訴えようとしてきたのだろうか。全然何もやっていないではないか。そうしておいて、>>「国民の理解も得られないと考えざるを得ない」とは、怒髪天を突くとはまさにこのことである。もはや不敬を通り越して国賊の域に達しているといわざるをえない。

男帝主義論に対するアンチとしてとして平塚らいてふ女史的な古臭ーいフェミニズム論をもってくるが、「つなぎ」の意味について、統治者論的な意味においてのみ取り上げて皇統論的意味合いにおいては華麗にスルーする。 

Y染色体論に対するアンチとして数理的無価値論+ミトコンドリア有価値論をもってくる。数学的及び生物学的価値相対化によって、Y染色体有価値論を無価値化しとうとするが、このような議論の立て方は不毛というほかない。愚生はその実在を確かめられない”神武天皇の”Y染色体論をもちだしての男系継続主張については少々疑問をもっているのだが、立花氏の天照大神のミトコンドリア論はもっと無意味な価値相対化だろう。本人がそれに価値を置いている訳ではなさそうだから、単なる挑発的意味しかない。それでは仮にも東大特任教授としての肩書きが廃るというものである。そもそも、このような皇室や伝統にほとんどなんの敬仰心ももたぬようにみえる価値相対化論者が何ゆえもって皇室制度の存続を前提にかように論ずる理由があるのかといえば、民主主義原理を社会のあらゆる価値秩序の第1等と奉ずるがゆえ、世論が容認する皇室制度を自分もまた認めるという態度によるということなのだろうが、それならばなおのこと、その世論の依って立つ足許が真に正当性や的確性を宿したものかどうか批判的精神をもって深く厳しく吟味検討し究明しようとする知的姿勢を擁することこそ肝要なのではないかと思うのである。
最近、男系天皇論に与する人の中に、終戦直後臣籍降下された竹田宮家の子孫を名乗る男が、もしかしたら、自分にも天皇になるチャンスがあると思ったのかどうか、最近盛んに神武天皇Y染色体論を主張しはじめ、(Y染色体を持つ)自分も求められれば、天皇家の血統を守るために皇族に復帰してもよいなどと誇らしげに語っているのを見て、冗談もいい加減にしてもらいたいと思った。
別に無根拠に身分を主張する―前に事件になったニセ有栖川宮殿下のような―僭称者って訳でもなかろうに、「を名乗る男」などと無意味に、「誇らしげに語って」などと下品に、揶揄嘲笑をする。ひょっとしてレトリック的印象操作に終始しただけのこのパラグラフが旧11宮家復活論に対する反論のつもりなのだろうか。だとすれば天下の立花隆の名が泣こうというものである。そして、過去の臣籍降下の史実をもってきても、それが即旧11宮家の皇籍復活論に反対する説得材料にならないことは自明である。

ところで、ひょっとしてミトコンドリアだの確率論だの源平橘だの、為にする無意味な相対化ばかりしてるけど、立花氏の中では民主主義VS伝統保守主義って対立構図なのだろうか?伝統保守っていっても別に君主主義の復活を!なんて19世紀的な主張をやってる訳でもないだろうに。民意=世論は移ろいやすく、時に保守系に時に革新系に偏っても、それも全て民主主義の枠内に収まることで、民主主義VS伝統保守主義って対立構図は原理的に非対抗だろうと思うのだが。

最初の問い>>「女系容認は天皇制の根幹を変更することになるのか」に答えると、「なる」である。”天皇制”という外形だけはとりあえず同じものとして存続したとしても、その中身がまるで変わってしまい、つまり王朝交代を生み出し、皇室の正統性に対する大きな国民的疑念を呼び、ひいては”天皇制”という外形自体にもヒビをもたらす契機となりうる。すなわち、>>根幹を「変更する」どころか、木っ端微塵に粉砕する可能性も生まれてくるかもしれない。つまり、共和制日本国の誕生である。”日本人民共和国”なんという悪夢だろうか。
※加筆修正:051207:051212
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ここに来られている皆さんに質問です。

評論家の立花隆氏が日経BPのサイトに

「女性・女系天皇容認で議論呼ぶY染色体論とミトコンドリア」
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/051130_tennou/

というコラムを書いていますが、この中の「神武天皇のY染色体を受け継ぐ人々はゴロゴロいる」という部分について疑問があるのです。

氏は「要するに、二人の子供がそれぞれ二人の子供を作ったと勘定していけば…」という前提で計算しているようですが、そこで氏も言われているように「子孫の半分は女性だろうから」という仮定で計算すると、まったく違う結果になると思うのです。その仮定では、そもそも神武天皇の片方の子供は女の子ですからY染色体はそれ以降の女系の子孫には伝わらないはずです。

神武天皇-+-男子-+-男子-+-男子 … -+-男子(Y染色体を持つ男系子孫)
       |    |     |        |-女子-+-男子(女子の子はY染色体を持たない)
       |    |     |             |-女子(同上)
       |    |     |-女子-+-男子(同上)
       |    |          |-女子(同上)
       |    |-女子-+-男子(同上)
       |         |-女子(同上)
       |-女子-+-男子(同上)
            |-女子(同上)

というダイアグラムを考えれば明らかなように、Y染色体を受け継ぐ子の数は、一代目も一人、二代目も一人、百代たっても、いつまでたっても、たったの一人だけというのが正しい計算結果になるはずです。 

氏はどうも「子孫の半分は女性だろうから」という仮定を、全ての子孫数である2の100乗を2で割ればいいと考えているようですが、これは非常に初歩的な算数の間違いではないでしょうか?

私はそもそも父から息子にしか伝わらないのがY染色体で、それをもって男系と称しているのだと考えていました。それとも、私のその理解がそもそも間違っていたのでしょうか?

上記の質問を日経BP社に送り回答を待ったのですが、返事がありませんでした。女系天皇の是非云々以前に、基本的な認識上の誤りがあったのでは議論にもなりません。どなたかこの疑問に答えていただければ幸いです。
【2005/12/11 05:17】 URL | imai #- [ 編集 ] top

指数計算の底ですか?
imai様はじめまして!

うーむ、一番苦手な数理系がきましたか(^_^;)。まず、愚生の立場としては細かい生物学(Y染色体・ミトコンドリア)論だの数理(確率)論だのは主張したい人が勝手にやればいいと思うけれども、まずもって事の本質は歴史と伝統論、王朝論または統治論等にあるんじゃないかという所にありまして、またこのようなテクニカルな科学論は広い一般的な社会的議論には向かないんじゃないかとも思うのでありまして、このような方面の議論にはいまいち食指が動かないというか、実は本音をいうと、単に生来の理数系音痴の我が身ゆえこの方面の探究など端から無理と諦めてるという、そういうような個人的状況を考慮願いまして・・・どなたか有効なご回答でもいただければなと、かように思うしだいでありまして、以下お頼みしますです(苦しい;w)。

と、分からないながらも・・・そういわれてみれば確かにおかしいように思われますね。2が底の累乗ではなく、1が底の累乗となり、どこまでかけてもずっと1という、そういうことでしょうか。まず2を底にしての累乗計算してる前提自体が間違ってるように愚生にも思えますね。

>>父から息子にしか伝わらないのがY染色体で、それをもって男系と称している

愚生の理解もそれです。
【2005/12/11 18:23】 URL | 冷凍力@管理人 #kN2haGWQ [ 編集 ] top


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また立花隆さんですか・・・(TT)

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    立ち位置は外交安保教育刑事分野で右、社会経済分野で左。
    一応貴族で爵位は猴爵およびシーランド公国男爵。
    膳所の某所山奥に在住の好色酒好き秘湯ヲタの絶倫狒々(冷凍力)が戯言を宣います。キーワードは是々非々(部分否定・部分肯定/全否定・全肯定)。
    別荘は西九州。
    最近のマイ・ブーム・・・リョーユーパンのマンハッタン、湖池屋のカラムーチョ・スティック、キリンのストロング・セブン、Wエンジン、COWCOW、鈴木Q太郎(ハイキング・ウォーキング)のヤマタイコク(ヒミコサマ)、神戸蘭子、寺田ちひろ、佐々木希、新妻聖子、喜屋武ちあき、浜田翔子、中村静香、杉原杏璃・・・等々。


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日本に”思想警察”を誕生させてはならない。この法案はそうなる可能性を秘めている戦後最悪の危険な法案である。
敵性傾向の濃厚な国内最大規模の一部外国人集団に国家統治権の一部たる地方統治権=外国人参政権を付与するという日本開闢以来最悪の愚挙を断じて許してはならない。これは正真正銘真正の売国行為であり、100%違憲行為である(某傍論のごときアタマノイカレタトンチキ理論は完全除外)。

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